2017年11月17日~19日に栃木県で開催された第37回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)のデータベース部門において、私、棚橋が金賞を受賞しました。
全国アビリンピックへの出場は今回が初めてでした。
普段からソフトウェア開発の業務を行っているため、Accessでのツール作成の経験もあり、一定の知識はありました。しかし、当初競技課題を行ってみると試行錯誤の連続で、とても3時間の競技時間内には終わりませんでした。その後、会社の協力もあり、本番へ向けて競技課題を何度も練習して、最終的には時間内に完成させるめどがつきました。ただ、全国の中での自分のレベルが分からないなど不安は残りました。
本番直前には、いつも通りの力を出せれば大丈夫と自分に言い聞かせ、平常心でいるように意識しました。競技開始後、やはり焦りがあり、問題文を読み飛ばしたことに後で気づいた箇所もありました。中盤、落ち着いて作業するよう意識し、結果的には時間をだいぶ余らせて実装※を終えることができました。残りの時間で確認を行い、きちんと動作するという自信を得ました。とはいえ、見逃したミスや題意の誤解がないかという不安も残りました。そのため、閉会式で金賞を取れたと分かり、純粋にうれしかったとともに、大会に向けて協力していただいた方々の期待に応えることができて安心しました。
全国アビリンピック出場と金賞受賞という貴重な体験をさせていただいたとともに、スキルの向上にもつながりました。これまで支えてくださった方々に深く感謝いたします。
※実装・・・機能を作成して実現すること
(棚橋)