2018年1~3月の3回の研修は、外部の講師にいらしていただき、「自分の魅力を知る」というテーマで学びました。
1月の研修では、自分自身の魅力だと思う項目を選ぶアンケート(魅力チェックシート)を行いました。その後、スタッフや家族に書いてもらった同じアンケートの結果を確認し、自分が思う自身の魅力と他の人が思う魅力を1つの表(図1)にまとめました。
図1:自分が思う自身の魅力と、他の人から見た自身の魅力をまとめた表(一部)
2月の研修では、1月にまとめた自分の魅力の表を分析しました。
最初に、自分の大きな魅力は何かを考えました。
次に、魅力の表を分析する中で、他の人に与える印象が大事だとわかりました。例えば、自分は健康だと思っていても、声が暗かったり姿勢が猫背で目線が下の方にあったりすると不健康に見えてしまいます。逆に自分が他人に与える良い印象を知ることもできました。
他の人からの印象を意識することは、今まで私がつい見落としがちな視点でした。また、印象を良くするために、相手の目を見て話をするのが苦手な人は、相手の鼻の下の部分を見るとよいというお話があり、とても参考になりました。
3月の研修では、自分自身の将来に向けた課題を考えました。
社員の中で多かったのは、自分は仕事に関する課題を挙げたものの、他の人からは生活に関する課題を指摘されたというパターンです。講師からは、今後長く働き続けるためには、生活に関する課題が重要になってくるという説明がありました。
最後にまとめとして、自分の魅力シート(図2)を作成し、仕事をする上で大切な魅力やそれをどう活かすかを考えました。
図2:自分の魅力シート(一部)
3回の研修によって、自分の魅力を知ることができました。また、より良い自分になる方法を考えることや、自分の将来に向けた課題を客観的に知ることができ、とても貴重な機会になりました。自分の魅力には自信を持つと同時に、自分の課題には自発的に取り組んでいくなど、今後の生活にぜひ活かしたいです。
(棚橋)