今年11月に沖縄県で「第56回技能五輪全国大会/第38回全国アビリンピック」が開催されるのに合わせて、6月10日に沖縄県内で関連イベントが開催され、そこで私棚橋が講師を行いました。
参加したイベントは、「おきなわ技能五輪・アビリンピック2018合同練習会inイオンモール沖縄ライカム」です。私は、データベース部門の講師として、同部門に出場を予定している沖縄県の選手の方に対して前回大会の競技課題などをお教えいたしました。
イベントでは前回のアビリンピックや技能五輪で金賞を取った選手たちが全国から参加されていて、競技のデモンストレーションなどを行っていました。その雰囲気だけでも改めて全国大会のレベルの高さが感じられました。
私は人に教えるという経験があまりないため、つたない説明で、あまり相手によりそって説明できなかったと思います。それでも、お教えした方から「役に立った」「理解できた」といった言葉をいただき、うれしく思いました。
イベントはショッピングモールの目立つ場所で開催されて、買い物客の方たちが多く通る場所だったため、最初は少し緊張しました。しかし、やがてあまり気にならなくなり、講師の仕事に集中することができました。
翌6月11日には、在宅就労移行支援を行う施設の利用者の方たちに向けて、アビリンピックのデータベース競技で金賞を取ったことについてお話をしました。利用者の方たちは外出が難しいため、ビデオ通話を利用しました。
初めてお会いする方たちに向けて話をするのは緊張もありましたが、事前に準備をしていたため、大きな問題は無く進めることができました。
話した内容は、データベースを始めたきっかけやアビリンピック出場の経緯、練習や競技本番で大変だったこと、今後の目標などです。また、金賞の受賞がわかったときは素直にうれしかったといった感想もお話ししました。話す中で質問もいただいたので、その回答をしながら進めました。
限られた時間の中だったので話し足りない気持ちは残りましたが、利用者の方たちが将来的な目標の1つとして心に留めて、少しでも日々の訓練をする上での励みにしていただければうれしいです。
2日間にわたって講師の仕事をして、上に書いたようにうまくできたことやできなかったことはそれぞれありますが、貴重な経験になりました。また、少しでも沖縄の方々のお役に立てていれば幸いです。
(棚橋)