トランスコスモス・アシストでは、障がい者雇用促進のため、長時間労働が難しい方でも対応が可能な業務の創出を目的として、親会社トランスコスモスのノーマライゼーション推進統括部と共同でOriHime(遠隔操作ロボット)による受付業務をスタートしました。 2023年秋頃からトライアルを重ねて準備を進め、2024年7月にトランスコスモス「CXスクエア札幌大通公園/BPOセンター札幌狸小路イースト」共用の受付に第一号のOriHimeを設置しました。障がいがある社員で構成された受付対応チームが毎日交替でOriHimeを遠隔操作し、お客様の応対を行っています。 ※「CXスクエア札幌大通公園」および「BPOセンター札幌狸小路イースト」は、SDGsの取り組みを実践できるセンターとして構築、運営されています。
<OriHimeによる受付対応業務について> 週10~15時間程度の短時間勤務の社員3名が新たに入社し、OriHimeの操作者としてシフト勤務で受付対応をしています。また、イレギュラーなケースでも困ることがないよう、操作者の相談役としてリーダーが同時にOriHimeに接続し、2人体制で遠隔対応しています。さらに体調不良などによる突発的な欠勤があっても業務に支障が出ないよう、バックアップの人員も配置しており、安心して就業できる体制となっています。
〇シフトイメージ
〇対応のながれ インターネットでOriHimeに接続し、カメラ・マイク・スピーカーを通してお客様とコミュニケーションを取りながら受付対応を行います。
〇センター受付の様子
受付に設置されたOriHime
センター受付
<OriHimeについて> 「OriHime」は株式会社オリィ研究所で開発された遠隔操作ロボットです。 「距離も障害も昨日までの常識も乗り越えるための分身ロボット」をコンセプトにアミューズメントパークや教育・行政機関、病院、福祉施設などで活用されています。 https://orihime.orylab.com/